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2012年11月08日

今津ワークショップ その1

湖西の琵琶湖沿いに情緒豊かな『浜通り商店街』、そこから少し足をのばすと、『琵琶湖周航の歌資料館』。そして、ヴォーリーズ建築が今も残る『ヴォーリーズ通り』・・・私が初めてヴォーリーズ建築に出会ったのは、大阪の大学に通っていた頃、よくお買い物に行った『大丸心斎橋店』でした。
その頃は、自分の生まれ育った滋賀にもヴォーリーズ建築が存在している事など、全く知りませんでした。最近は湖東のお仕事で、沢山のヴォーリーズ建築を実際に見たり、ネットで調べたり、またその際に、奥様の「一柳満喜子さん」の事を知り、その『教育』の実績については、深く感動しました。ヴォーリーズさんが今津教会に、まだ昭和11年という時代にヤマハのピアノを寄付し、それが今も大切に『ヴォーリーズ資料館』に保存されている事を、滋賀県立大学の学生さんと共に参加した『今津ワークショップ』で知りました。長年調律されていないため、音階は乱れていましたが、音の出ない鍵盤が一つあることを除いては、信頼のおける技術者が手を加えることで、再び楽器として甦る事を直感しました。ヤマハ製造の初期の音色は、現在のそれとはまた違う世界を持っています。
11月17日、今津ヴォーリーズ資料館でワークショップの成果発表会が行われます。
学生さん達の《透き通った眼》で見た、滋賀『今津』のまちと、若い感性が見つけた『まちづくり』のアイデア・・・そして人間の年齢でいえば77歳を超えている貴重なヤマハピアノの音色が、冬を待つ今津のまちの片隅に「きらり」と音を響かせます。。。

1上:ヴォーリーズ資料館、下:昭和11年にヴォーリーズが今津教会に寄付したヤマハピアノ
今津ワークショップ その1

2今津のまちなみ(左上:浜通り、右上:辻川通り、下:ヴォーリーズ通り)
今津ワークショップ その1

3 今津まちづくりワークショップ。商工会青年部OBへのヒアリング。
今津ワークショップ その1
カメラTakashi Okunuki



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『睡草(ひつじぐさ)』吉田千秋(ペンネームは吉田日車)詩
滋賀を代表する歌『琵琶湖周航の歌』が誕生したきっかけとなった歌です。
この間、今津を何回か訪れる中、まちのあちこちに、水に浮かぶヒツジグサを見つけました。日本に自生する唯一のスイレンです。。。
今津ワークショップ その1カメラTakashi Okunuki



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Posted by hotcotoh at 23:58│Comments(1)まち歩き
この記事へのコメント
わぁ!ブログ上がってる!!
更新お疲れ様です^^

発表会まで5日を切りました。
悔いのないようやりきります!
Posted by 久保晃 at 2012年11月12日 19:59
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